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サンショウウオの四十九日

朝比奈秋(アサヒナ アキ)

発行年月: 2024年07月

同じ身体を生きる姉妹、その驚きに満ちた普通の人生を描く、芥川賞候補作。周りからは一人に見える。でも私のすぐ隣にいるのは別のわたし。不思議なことはなにもない。けれど姉妹は考える、隣のあなたは誰なのか? そして今これを考えているのは誰なのか――三島賞受賞作『植物少女』の衝撃再び。最も注目される作家が医師としての経験と驚異の想像力で人生の普遍を描く、世界が初めて出会う物語。 著者プロフィール

1981年京都府生まれ。2021年、「塩の道」で第七回林芙美子文学賞を受賞。22年、同作を収録した『私の盲端』でデビュー。23年、『植物少女』で第36回三島由紀夫賞を受賞。現役の医師でもある。

さんしょううお さんせううを 【山椒魚】

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バリ山行(さんこう) 松永K三蔵/講談社 ※ 2024/7/29発売予定 ※ 古くなった建外装修繕を専門とする新田テック建装に、内装リフォーム会社から転職して2年。会社の付き合いを極力避けてきた波多は同僚に誘われるまま六甲山登山に参加する。その後、社内登山グループは正式な登山部となり、波多も親睦を図る気楽な活動をしていたが、職人気質で変人扱いされ孤立しているベテラン社員妻鹿に、危険で難易度の高い登山「バリ山行」に連れて行ってもらうと……。 「山は遊びですよ。遊びで死んだら意味ないじゃないですか! 本物の危機は山じゃないですよ。街ですよ! 生活ですよ。妻鹿さんはそれから逃げているだけじゃないですか!」(本文より抜粋)

松永K三蔵(まつ なが Kけー さんぞう) Kはミドルネームです。

1980年 茨城県生まれ 関西学院大学文学部卒業 2021年 第64回群像新人文学賞優秀作 「カメオ」でデビュー 2024年 「バリ山行」で第171回芥川龍之介賞受賞 兵庫県西宮市在住


ツミデミック

一穂ミチ(イチホ ミチ)

一穂ミチ(いちほ みち、1978年 - )は日本の小説家。BL(ボーイズラブ)小説家。大阪府出身。代表作は『イエスかノーか半分か』『スモールワールズ』。

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発行年月: 2023年11月 ※入荷次第発送

カートに入れる 欲しい物に追加 7/22(月)まで!1万円以上で20%スペシャルクーポン還元!本・CD・アナログ盤対象

大学を中退し、夜の街で客引きのバイトをしている優斗。ある日、バイト中に話しかけてきた大阪弁の女は、中学時代に死んだはずの同級生の名を名乗ったがー―「違う羽の鳥」 失業中で家に籠もりがちな恭一。ある日小一の息子・隼が遊びから帰ってくると、聖徳太子の描かれた旧一万円札を持っていた。近隣の一軒家に住む老人にもらったというそれをたばこ代に使ってしまった恭一だがー―鮮烈なる”犯罪”小説全6話 著者プロフィール

2007年『雪よ林檎の香のごとく』でデビュー。『イエスかノーか半分か』などの人気シリーズを手がける。2021年『スモールワールズ』が大きな話題となり、同作は吉川英治文学新人賞を受賞、本屋大賞第3位。『光のとこにいてね』が直木賞候補、本屋大賞第3位。今もっとも新刊が待たれる著者の一人。