§2023-04-26
日本のタクシーとトヨタとのつながりは、1936年にトヨダAA型がタクシーとして使用されたことにはじまり現在にいたるまで、重要なパートナーとして長い歴史を重ねてきました。タクシーの厳しい走行条件を通じて、その信頼性、耐久性を高め、お客様に安全・安心に乗っていただけるクルマを育ててきたトヨタの自動車の歴史は、タクシーとともに歩んできたと言っても過言ではありません。
¶1912
日本初のタクシー会社開業。8月5日はタクシーの日、日本初のタクシーはT型フォード。東京有楽町に「タクシー自動車株式会社」という会社がつくられ8月5日に営業を始めました。使われた自動車はT型フォード6台、ドイツ製のタクシーメーターが装備されていました。初乗り(3.93km)の運賃は60銭。現代のお金でおよそ1,500円から2,000円と高値でした。
¶1922
東京で流しタクシー誕生
¶1923
関東大震災。関東大震災後の輸送手段として活躍。関東大震災により東京は壊滅状態となりました。この時唯一動けた輸送手段は自動車でタクシーが大活躍しました。輸送機関としての重要性が認識され、翌年には台数が急増しました。
¶1927
「円タク」登場。東京市内一律1円。東京のタクシー料金はまちまちだったため、タクシー同士の値下げ競争が激しくなりました。そこで警視庁は「東京市内1円均一」などの統一料金を制定し、「円タク」と呼ばれました。今のお金なら600〜1,000円程度でしょうか。
¶1936